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材料評価試験:引張試験

1.はじめに

 鉄鋼材料をはじめとする各種金属材料の引張試験は、材料の機械的性質の根幹となっている強さ、変形に対する抵抗、変形挙動といった複数の要素の大要を見出すことが可能であり、材料試験の中で特に代表的な存在です。
弊社鹿島事業所では負荷荷重レベルに応じた各種試験機を保有しており、JIS規格をはじめとした各種規格に基づく試験はもとより、非定型形状による試験片を用いた試験も承っております。ぜひ一度ご相談ください。


2.鹿島事業所管理試験機

表1.弊社鹿島事業所管理の各種引張試験機の一例

試験機

適用例

1.アムスラー試験機

試験片形状、材料強度レベルに応じて各種容量の試験機を使用しております。

・500kN試験機 2台
・1000kN試験機 1台
・2000kN試験機 横型1台 縦型1台

<適用例>

・規格に基づく定型試験片での材料評価

  例:JIS Z2241に規定される各種試験片
     板状試験片 1A号試験片 5号試験片 など
     丸棒試験片 4号試験片 10号試験片 など
     管状試験片 3号試験片など 

2.全自動引張試験機

薄鋼板の材料評価を目的とした専用機です。加工性評価の一環としてn値、r値の計測も可能です。

・100kN試験機

<適用例>

・板厚3mm以下の各種薄鋼板 (冷延、表面処理鋼板)
 試験片形状:JIS Z2241 5号、13号

3.軽荷重試験機

最大250Nまで荷重負荷が可能です。極微小の試験材を評価する場合に用います。

<適用例>

数十μm程度の金属箔



1000kNアムスラー引張試験機

2000kNアムスラー引張試験機

薄鋼板専用全自動引張試験機

250N微小荷重試験機(疲労も可)




写真1.引張試験機の外観例


写真2.試験片加工例

上段:JIS Z2241 4号試験片
下段:JIS Z2241 5号試験片



3.材料評価例

試験片に伸び計あるいはひずみゲージをつけ、荷重−変位曲線を採取後、応力−ひずみ曲線(S−Sカーブ)に変換します。図1に概念図を、図2に弊社でのS−Sカーブ採取例を示します。

 

 

図1.引張試験 試験結果概念図

図2.弊社でのS−Sカーブ採取例

以上

<キーワード> 引張試験,アムスラー試験機,全自動引張試験機
S−Sカーブ,応力ーひずみ曲線,機械的性質,加工性評価
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