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<熱膨張測定装置>


(トランスマスター:SMT・アルバック理工(株)共同開発装置)




1.はじめに

太古の昔に金属(鉄)が発見(製造)されて依頼 現在まで、さまざまな工夫、改善を凝らし、色々な  製品(形態)に加工されてきました。この加工の中で、もっとも私たちになじみ深いのは子供のころに 遊びで行った(現在は学校で行われているかも)針金を火の中に突っ込み真っ赤に加熱し、それを水の中に突っ込んだ時、「じゅっと」音がして真っ赤な針金が真っ黒になるのを経験した人が多数いると思います。
  この加工(遊び)そのものが、私たちが行っている熱処理といわれるものです、真っ赤に熱せられた 針金が真っ黒に変化した時、すなわち変態が起こったといわれる時です、この様な実際の変化(変態)を科学的に実験しようとする装置を熱膨張測定装置と呼んでいます。
(金属は加熱すると膨張します、この膨張が変態時に変化します、この変化を読み取り、この試験片は何度で変態を起こし、その時の膨張率はいくらかといったデータを採取することによりこの金属の特性を知ることができます、又このデータをフィードバックすることで熱処理の大きな一助になります。)



2.試験機概要

  比較内容 従来装置(弊社) 新装置:トランスマスター
加熱方式 高周波誘導加熱 超高温赤外線イメージ加熱
(輻射加熱方式)
試験対象試料材質 金属(非導電物質は不可)のみ 金属、金属以外でも可能
データのデジタル化 不可(全てアナログ:チャート) 全てデジタルデータ(提出可能)
サブゼロ処理 不可 −150℃まで冷却可能
連続ヒートパターン数
(プログラムステップ数)
最大5ステップ 最大64ステップ
加熱温度範囲 室温〜1350 室温〜1350
加熱速度(室温〜1350℃) 80℃/sec 140℃/sec(無制御)
冷却速度(1350℃〜室温) 50℃/sec 100℃/sec(無制御>100℃/sec)
CCT図、TTT図 全て手動作図 CCT図、TTT図の最終作図は手動
その他は全て自動作図




3.その他の特徴

弊社従来装置では不可であった次の事が可能である。
@12時間を超える長時間加熱、冷却のヒートパターンの熱処理、長時間の恒温変態の処理
  (1週間連続熱処理も可能だが、安全を見越して3昼夜が限度、それ以外は別途相談)
A特殊冷却方式により
  サブゼロ冷却が容易である、0〜50℃は制御冷却が可能、それ以下の冷却(-150℃)は無制御となる。
B特殊冷却により急速冷却能力が従来の約2倍以上。
C高周波加熱方式ではない為、非金属、セラミックス(透明石英は除く)でも加熱可能なため、熱膨張量が測定可能(但し制御温度は雰囲気温度)


熱膨張測定装置の外観
トランスマスター


CCT図の例
CCT線図例




ヒートパターン例
ヒートパターン例

    CCT図:Continuous Cooling Transformation diagram(連続冷却変態図)
    TTT図:Time Temperature Transformation diagram(恒温変態図)



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(送信先) smt-inc@smt-kashima.com
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